個人差はありますが陣痛が始まってから経産婦であれば5~7時間程度で出産となりますが、初産婦は長い方であれば20時間以上かかる方もいます。
こんな時こそ助産師の腕の見せどころです。助産師も看護師同様、日勤だけでなく夜勤勤務があります。
今回は日勤と夜勤では何が違うのか、助産師のすべき事とは何かを見ていきます。
【夜勤の助産師は大忙し!お産次第で忙しさが変わる!】
助産師の仕事で一番大変なのはお産が時間に関係なくある事です。
看護師の場合であれば緊急患者や手術の時間は日中であり、忙しい時間帯はある程度予測できます。
しかし妊婦さんの場合だと陣痛が突然きますし、出産予定日を超えてもまだ陣痛が来ない事もしばしばあります。
助産師も当然準備をしなければなりませんが、日中とは限りません。
また夜勤となると助産師の出勤人数も少なくなっていますので当然お産が同じ日に重なると助産師は休憩をとる暇もなくなるほど忙しくなります。急に陣痛が来た妊婦さんが搬送される事もあるので常に緊張感を持って仕事に取り組まなければなりません。
分娩も正常分娩だけではないので夜中に緊急帝王切開となる可能性もあります。助産師は昼夜問わずに妊婦さん、赤ちゃんと母親を守る存在であるという事ですね。
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【夜勤だからこそ!緊張感が大事!】
助産師は常に妊婦さん、産後の母親と赤ちゃんの命を預かっているという意識を常に持たなければなりません。
そして助産師は自分自身で状況を判断しケアを行っていきます。だからこそ助産師の判断が重要となり、状態や異常の発見にどうしていくべきかを考えて対応していくことが重要になってきます。
ブランクがあり助産師として経験に不安を覚えるのであれば日勤だけの募集をしている病院やクリニックもありますので探すことをお勧めします。
パート勤務で経験を積んでから常勤の病院やクリニックで働くのも良いかもしれませんね。
また求人票に記載がない事もあるので面接時に確認するのが良いでしょう。助産師として長く活躍したいと考える助産師さんは多いようです。
妊婦さん・赤ちゃん・母親に安心を与えられるために、自分にあった勤務先で経験を積むようにしたいですね。
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助産師の日勤、夜勤についてお話しましたが、簡単にまとめると次の様になります。
1. 夜勤は病院の看護師と一緒で出勤人数が少ない
2. 出産自体が突発なので忙しい時と忙しくない時の差がある
3. 急にお産が始まった妊婦さんも対応しなければならない
4. 妊婦さん・赤ちゃん・産後の母親の異常を早期発見しなければならない為、緊張感を持って仕事をしなければならない
5. ブランクのある助産師さんも勤務形態や勤務地によって働き方を調整することができる
夜勤の出勤回数等は病院やクリニックによって異なりますのでしっかりと確認しましょう。
そして勤務に不安のある方もまずは経験豊富な当社のコーディネーターと研修制度等についてご相談いただき、少しずつ助産師として成長していくことをお勧めします。