なぜ産後ケアに注目されているのでしょうか?今回は助産師の産後ケアに焦点を当ててお話していきます。
【助産師のお仕事は幅広い!?産後ケアの多様性!】
なぜ「産後ケア」を中心に行う助産師が増えてきているのでしょうか?
本来母親は出産してから1年程度は産後ケアが必要だと言われているそうです。
しかし母親たちはさまざまな理由で自分自身のケアを行いにくい環境にある事が多いようです。
例えば周囲に子育てを手助けしてもらえる人がいないケースや共働きのご家庭であれば育児休暇を終えれば働きながら家事や子育てをしなければなりません。ただでさえ産後はホルモンバランスが変化し不安が強く、気持ちも落ち込むこともあり産後うつにもなりかねません。
このように、時代の変化とともに周囲の関係性や環境が変わってきたことで、育児や家事におわれ母親自身の休息の時間がとれない可能性もあります。こうなる前に母親をフォローするのも助産師の産後ケアの一つです。
近年産後ケアの多くは母親に対しての産後ケアを中心に行っている所が多いようです。
母親に産後ケアを行う事で母乳の出方や量が異なってくるため、中心に行う産後ケアが多いようですね。
産後ケアが盛んになっている中、助産師が行う産後ケア需要も高まってきています。
【助産師の産後ケアは出張ケア?需要が高まる産後ケアをご家庭で!】
助産師の産後ケア需要が高まる中、家庭で助産師の産後ケアを受けたいという方々が増え始め、助産師がご家庭に出向いて行うプライベートケアも増えつつあります。
30分〜45分前後と、施設によって時間は異なりますがご自宅に助産師が伺い産後ケアを行うサービスです。
出張型の産後ケアサービスについては母乳ケアや育児相談と産後ケア施設専門のサービスとは全く異なりますが、簡易的に産後ケアを受けたい母親の方にとっては心強い味方のようです。
また助産師の派遣だけでなく産後ケアを専門とするインストラクターによるヨガやエクササイズ等も出来るとの事なので、産後ケアの幅の広さが伺えます。
助産師の産後ケアは近年幅広く活躍する様子を見せています。
助産師が行う産後ケア専門の施設の増加や産後ケア専門に行う他の職種も増え、産後ケアの需要が社会的に高まっています。
助産師のお仕事は多様性があり、今後助産師が行う産後ケア専門施設も増えることが予想されます。
分娩ではなく、産後ケアに力を入れたいと考える助産師の方は是非様々な施設の産後ケアを経験してみてはいかかがでしょうか。