助産師コラム

助産師さんの転職!スペシャリストが活躍できる職場環境って?


 政府統計によると、全国で3万3000人以上の助産師さんがご活躍中です。病院や診療所で働く助産師さんの数は増加傾向にあります。※1 しかし一方で、様々な理由により離職や転職をお考えになる助産師さんもいらっしゃいます。 
 助産師さんの離職や転職には、どんな背景があるのでしょうか。今回は「助産師さんが活躍できる職場環境」という視点から、助産師さんの転職の鍵となる条件を探してみました。
※1 「平成26年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」


【助産師さんの離職率は高い?】

 2012年に日本看護協会が行った調査※2 によると、調査対象者の助産師さんのうち、29.4%が、現在の職場から離職を考えており、そのうちの約35%は、臨床経験が5年以内の助産師さんであった、と報告されています。言い換えると、20代の助産師さんの離職・転職が多いということになります。
 因みに、2015年の看護師さんの離職率は、常勤看護職員10.8%、新卒看護職員7.5%と報告されています。※3 ひょっとすると、助産師さんの離職率は、看護師さんよりも高いかもしれません。ちょっと意外に感じる方も多いのではないでしょうか。
 また、離職を希望している助産師さんの中には、離職後は助産師としてではなく「看護師として」転職を果たしたいと考えておられる方も多いようです。なぜ貴重な資格を封印してしまう助産師さんが大勢いらっしゃるのでしょうか
※2 平成24年度「助産師の出向システムと助産実習の受け入れ可能性等に関する調査」「助産師の出向システムと助産師就業継続意思に関する調査」報告書 日本看護協会
※3  「2015 年 病院看護実態調査」 結果速報

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【体力的にも精神的にもハードなお仕事】

 助産師さんは、働く女性の中でも非常に重い責任を背負っている、と言っても過言ではありません。なぜなら、助産師さんに期待されている仕事内容は、客観的に見ても専門性が高く、時には生死にも関わるお仕事だからです。

 2014年の調査では、就業中の助産師さんの8割以上が常勤として働いていること、7割以上の助産師さんが病棟や有床のクリニック、NICUなどで勤務していることが報告されています。※1これらの統計は、助産師さんが夜勤を含む交代勤務や緊急の呼び出しに対応し、体力的にも精神的にもハードな業務をこなしていることを示しています。本当にお疲れさまです。

 ですから、多くの助産師さんが「ああ、やめたい」「転職したい」と思うのは、ある程度予測できる流れと言えるでしょう。では、そもそも現役の助産師さんにとって理想の職場とは、どんな職場でしょうか。調査をもとに、2つの条件をピックアップしてみました。

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【助産師さんが活躍できる職場環境とは?】

 通勤が便利な職場
 現役の助産師さんが、現在の職場で引き続き働きたいと思える理由とは何でしょうか。調査報告によると、第1が「自宅からの通勤の便が良い」こと、第2が「出身地と同じ都道府県である」ことでした。※2つまり、助産師さんのライフスタイルに合った「職場の立地」が、理想的な職場の重要条件の一つとなっているようです。

また、ひとつ推測できるのは、前述した「20代の助産師さんの離職希望者が多い」という背景には、結婚や出産によるライフスタイルの変化が関係しているのかもしれないということです。家事や子育てをしながら助産師として仕事を続けるために、通勤時間のロスを少しでも少なくしたいと思うのは当然ですね。

 スペシャリストとして活躍できる職場
 助産のスぺシャリストとしての責任を果たし、仕事にやりがいを感じることも、仕事を続けていく上での大切な条件の一つです。職場の内部環境は、助産師さんの仕事に対するモチベーションに大きく関わってきます。

 つくば国際大学の篠原良子氏は「日本における助産師の職務行動への影響要因 」という論文の中で「助産師が自らの責任をもって独自の助産診断を用いて判断し、ケアを提供していくことが強く要求される状況であると、助産師としての職務行動を積極的に行う傾向がある」こと、「助産師、医師、看護師・・・お互いの関係性が良好であることが、積極的に行動していくことと関連する」と述べています。

 つまり、助産のスペシャリストとしての力を発揮できること、他の医療スタッフとの連携を上手く図れることが、仕事に対する満足感ややりがいを感じることと深く関係しているようです。

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【良い転職をするための2つの鍵】

 ここまでで、助産師さんが仕事を続けるうえで、1.通勤が便利なこと、2.専門性を発揮できる体制が整っていること、の2つの条件について考えてきました。この2つの条件は、良い転職先を見つける上での鍵と言えるかもしれませんね。

 求人サイトをチェックする際には、最寄り駅名や車通勤、駅近などの条件で検索すると、通勤に便利な職場を見つけやすいでしょう。また、面接時に、助産師さんの業務内容、業務方針についてよく確認しておくことも大切ですね。

 現在転職をお考えの助産師さんがいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです

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